午後4時に始まった今年度の友心祭が午後8時に無事終了しました。コロナ禍ではありましたが、企画を減らしたり、卒業生、旧職員、保護者の参加を制限する中で行われました。例年のような展示発表、食事会もカットして行われました。毎年、と言ってもこの2年友心祭を見てきて4年生の運営に心から素晴らしいと感じる文化祭であります。今年も生徒会正副会長をはじめ4年生8人のリーダーシップと後輩を思いやる姿に心を打たれました。企画の一つひとつを成功するたびに全校生徒、職員が一つになっていく感じがしました。それはコロナで失われたクラスマッチや研修旅行などの学校行事の穴を一つひとつ埋めていくようなまた、生徒同士の形式的なソーシャルディスタンスを取っ払い心がつながっていくような今年度初の行事、友心祭の一時であった気がしました。例年より比較的おとなしく少しよそよそしさまで感じていた1年生の和やかな雰囲気、笑顔が見られて心からよかったなあと思いました。毎年恒例で定時制独特の夜の校舎を巡回する「肝試し」はとても盛り上がっていました。夜の校舎に響き渡る悲鳴(叫声)も今日だけは・・・生徒諸君も充実感でいっぱいの友心祭になりました。閉祭式では校長先生の講評にまで自然に拍手が湧いたり、帰りの挨拶も「さようなら」「おつかれまさでした」「おやすみなさい」の声のトーンがいつになく元気でした。生徒が自己と向き合い行事を乗り越え少しでも快活になり、前向きな気持ちが育てば文化祭冥利につきます。大きくなったね!