玉本先生のきのこの授業でした。先週は廊下に玉本先生がきのこ展示をしていました。玉本先生は生物が専門なのでまさに生き生きと授業をされていました。きのこに興味がある生徒もいて主体的であり対話的な深い学びになっていました。生徒からもいろんな質問が先生に浴びせられていました。プロジェクター、電子黒板をふんだんに使ったICT授業のお手本の授業が見られ先生方も玉本先生の授業に刺激を受けているようでした。
小澤まり子先生の英語の授業でした。教室に入った瞬間、LEDライトで照らされた緑色の黒板と色とりどりのチョークの文字がやけに美しく見えました。さらに発音のいいまり子先生の流暢なEnglishは普段職員室のまり子先生からは想像できないほどのリズムを感じました。まり子先生はいつも「授業命」といったイメージがあります。授業になると別のSwitchが入るんだなと感じました。板書も含め気持ちのいい滑らかな授業でした。
中村先生の現代文の授業はテスト出題予定の傾向と対策の授業でした。
北原先生の家庭総合の授業を見学しました。実はもう何回か見学させてもらってます。授業は漫画サザエさんの磯家の間取りをテーマに、カツオとワカメの部屋の間取り、カツオの動線など生徒が興味を引く教材が工夫されていました。生徒との対話、生徒との間に温かい空気が流れるなど、生徒思いの北原先生のお人柄を感じました。生徒たちとのあの絶妙な対話は若手教員も見習いたいけれど真似できない“熟練”の為せる技だと再認識しました。高校時代、個人的には北原先生に家庭科の授業教わりたかったな・・待てよ!高校の時、家庭科の授業あったっけ🤭
3限も見学してしまいました。玉本先生の物理(3年)の授業です。電子黒板に自作のパワーポイント教材を映し出した「運動の法則」〜力の合成と分解〜の授業でした。生徒に教壇に出てきてもらい電子ペンで解答を書いてもらうというICT実体験を取り入れるまさに動きのある生きた授業でした。定時制の生徒は引っ込み思案な生徒も少なくないのですが、玉本先生の授業では積極性が見られました。あと4年の地学を見れば理科4科目完全制覇です。スタンプラリーみたいなノリになっています。
竹内先生と伊奈川先生のTTによる1年数学の授業です。数学のTTは本校の特徴でもあります。公式を電子黒板に映し出して解説されていました。今年の1年生は13人いるので2人でも大変忙しそうに机間指導をされてました。「両辺をマイナスで割ると不等号が逆になる」遠い昔に習った気がしました。先生お二人とも定時制在籍が長く経験豊富なため授業展開が生徒のニーズにマッチしているように感じました。
征矢先生の書道の授業です。本校定時制は芸術・スポーツにおける情操教育を重視しています。2年生から3年間書道を学びます。作品を作って展示発表も年に何回か行っています。腕前もなかなかのものです。征矢先生のお手本を凝視して自由な感じで筆を動かしていました。先生はまさにファシリテーターとして生徒のやる気を引き出していました。♩だ〜れが生徒か先生か♫なんて歌がありますが、まさにそんな感じで静かに書の心を伝えておられました。何故か見ていると自分も書きたくなるのが書道の魅力でしょう。
毎日21時12分の生徒昇降口の光景です。生徒昇降口前の定時制生徒駐車場は所狭しと迎えの親御さんの車が並んでいます。書道で立派な作品を仕上げた生徒の顔がやけに誇らしく、嬉しそうに車に乗り込みました。おつかれさま さようなら また明日!